読者の声


<amigo様>

目頭が熱くなりながら、
思わず一気に読んでしまいました。

自分の仕事も嫌われ仕事と言うほど
ハードなものはないものの、日々の生活で
今まで敬遠していた仕事や
後回しにしていた仕事に前向きになれました。

「嫌われ仕事」に対峙する筆者の姿勢に
影響を受け、自身の仕事に前向きになり、
気合が入りました。

「嫌われ仕事」や誰もが手を出さない
仕事に価値を見出してくれた本書は、
この時代で働く多くの人の心の支えになる
1冊です。

私も、本書で、自分の仕事に
希望が見えた気がします。

きっと筆者は熱い人なんでしょうね。
その方の下で働いている部下がうらやましく
思えました。


<猫リーマン様>

著者は、日本一の雨漏り修理会社の社長さん

キツイ仕事をやっていると
目の前にあった「嫌なこと」や
「嫌なヤツ」がどこにもいなくなり

いつの間にか、自分の目の前にあるのは、
自分がやるべき仕事だけになっていた――

そんなお話が熱く書かれた本です


<シニカル様>

知人に勧められて一気に読みました。感動。

人の嫌がる、陽の当たらない仕事こそ、実は社会を支える重要かつ意義のある仕事である、と著者は述べています。

まさに今の時勢に対するアンチテーゼ。

著者は雨漏りの修理業を営んでいるが、著者はこう主張します。
「おいしくない仕事だからといって、もし雨漏り修理をする人間が誰もいなければ、日本中の建物が雨漏りだらけになってしまうかもしれません。」

自分の仕事が人から嫌われる仕事、人がやりたがらない仕事であっても、それがなければ世の中は成り立たない。少なくとも、その仕事をやる本人はそう信じて、誇りをもって仕事をしている。

これこそが、今の時代に求められている姿勢なのではないでしょうか。

ビジネス本らしく、事業を成功させるための心得もあり大変参考になりますが、それ以上に、仕事に対する心構えを考えさせられる内容になっています。

自分の仕事が一見華やかでないと思っている人は是非読んで欲しい。そして、自分の仕事に自信をもって、仕事を愛して続けて欲しい。
そんな著者の熱い想いがヒシヒシと伝わってくる本でした。


<田中様>

本書の中に、お辞儀の話が出てきます。

お客様に対して心からお辞儀をする話です。

そこを読むと、著者の商売に対する姿勢が伝わってきて、とても感動します。

30回もの転職を経て、本書でいうところの嫌われ仕事に社会的意義を見出したという著者。

社会的意義などと聞くと、少し斜に構えてしまうところがある私ですが、本書に登場する数々のエピソードを読むと、素直に受け入れられました。

また、嫌われ仕事のビジネス上の優位性を様々な角度から分析してあり、事例も豊富なので、読んでいてアイディアがどんどんと湧いてきます。

精神面だけでなく、実際的に有益なビジネス書だと感じました。特に、今や大企業になっている企業が取り組む「嫌われ仕事」に関する記述は視点が鋭く読みごたえがあります。

とても真摯に仕事に取り組んでいる様子が伝わってきて勇気づけられますし、ビジネスでも成果をあげているので、ぜひお手本にさせて頂きたい一冊です。


<OLさみ様>

私は今相手ににまったく感謝をされない仕事をしています。

就職活動をしていた頃は、
お客様に「ありがとう」と言われる仕事がしたいです
なんて面接で言っていたのですが、
いざ会社に入ってみると
お客様からされるのは迷惑そうな顔ばかり…

でも今は自分の「嫌われ仕事」が好きです。
仕事をすることで、強くなれたし、
仕事のおかげでご飯をたべることができています。

それに嫌われ仕事にはあまり優秀なライバルがいない分、
仕事ができない自分でもいっぱしの成績を残すことができました。

会社にはどうしても、
嫌われなきゃいけない部門や、
仕事があると思います。

でもこの本が言うように、
それにこそ価値があるのだと思います。
今自分のやっている仕事が嫌いな人ほど、
自分の仕事に誇りを持ってほしいと思いました。

本の主張がすごく良くて、
長文のレビューになってしまいました(^^;)
でも本当にこの本はお勧めです。


<bingo様>

「嫌われ仕事」と繰り返し表現されていますが、
社会的に必要であり、人にお役に立ち感謝される仕事が、
自分の成長につながります。
人に感謝されると社員のモチベーションが上がります。
著者は、3S(信念・真摯さ・正直)をあげて、
ビジネスの原理原則について述べています。
いわゆる「ブルーオーシャン戦略」で、
競争の少ないニッチなところで、ビジネスを立ち上げましょうとなります。
わかりやすい本です。是非一読を薦めます。
「おわりに」は泣かせる話でした。


<藤屋伸二様(いい会社にしようコンサルタント)>

本書は、自己啓発本に仕上がっていますが、
ドラッカーの戦略の種類から見ると、
「ニッチ戦略」と「専門技術戦略」がミックスされた「差別化戦略」の
事例としてとらえることができます。
経営者は、むしろ、この視点からとらえた方が良いのではないでしょうか?

著者が尊敬してやまないヤマト運輸の小倉昌男さんの事例が出てきますが、
これは、ドラッカーで言えば、「効用創造戦略」です。

著者とは、8年来の付き合いになりますが、特別な人ではありません。
お客様への挨拶、受注するときの嘘・偽りがないご提案やお見積り、
雨漏りが止まるまで工事を続けるなど、
当たり前のことを、特別熱心にやっているだけの人です。

しかし、当たり前のことを特別熱心にやっていると、
いつしか、特別の人になってくるのですね。

私は、ドラッカー経営をベースにしている経営コンサルタントですが、
私の著書にも事例として使わせているほどのビジネス・モデルを展開しています。
御社をもっといい会社にするために、ご一読の価値がある一冊です。